会長挨拶

会長 河野一郎       


2024~2025年度クラブ運営について

テーマ :奉仕を通じた親睦を

当クラブに入会して早17年、父が在籍していた関係で多くの方からお誘いを受けていましたが、私の性格から何となく敷居が高く父が亡くなった後、数年間は入会を固辞していました。しかし、ある先輩から「誘われるうちが花だよ」の一言で入会を決めたのを昨日のことのように覚えています。

 しかし、入会してからの数年間は、来て、食って、帰る の3Kを絵に描いた様な会員でした。諸先輩からロータリークラブはまず親睦だ、例会は人生の道場だと言われ、私なりに親睦活動に励み、毎週の例会に足繁く通っていましたが、このまま会費を払って入会している意義を見出せなくなっている自分がいました。
 そんなある時、地区に出てみないかと話が有りました。そこには青少年に対する熱い思いを待ったロータリアン達がいました。学校の先生でもないロータリアンが学生たちのために我々に何ができるのか真剣に話し合い活動しています。熱く語った後の飲み会は盛り上がりました。二年、三年と過ごすうちに活動を通じて思いを同じくする仲間が出来てきました。地区委員会を卒業した今でもあの時の仲間は私にとって宝物です。

私の恩師に「一遇より世を照らさん」と、佐賀の地で国際交流団体を立ち上げた古賀武夫という男がいました。「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という自分一人ではほんの片隅を照らすことしかできないが、その一隅を照らす人が集まれば国をも照らすようになるという最澄の言葉があります。一人ひとりが今自分の置かれている立場で一所懸命に輝くことで全体が輝いてくる、ロータリークラブも会員一人ひとりが輝くことでクラブ全体が輝いてくると思います。
ロータリークラブには自己を磨き、奉仕活動を通じて世の中を良くしていこうという目標があります。
クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕そして青少年奉仕の5大奉仕です。43名の会員一人ひとりが、与えられた奉仕活動に真摯に向き合うことでクラブ全体が今以上に輝いてくると思います。また活動を通じて新しい仲間もできることと思います。
そういう思いから本年度のテーマを「奉仕を通じた親睦を」とさせていただきました。

 また、委員長さんは委員会活動において一人で行動に移すのでなく、委員会メンバーと話し合う場を何度も設けてください。そして奉仕活動に対して自分たちに何ができるのかを考え行動に移してください。

 最後になりますが奉仕活動は楽しくなければ続きません。明るく、楽しく、元気よく、下ネタ封印(?)で一年間よろしくお願いいたします。
 

     

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